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まっとうな人生
休みもいよいよ終わり。
ああそろそろ帰らなければなぁとしみじみしている今は
夜も更けたAM3:00。

さっきまで弟と話をしていたけれど、最近やけに弟が「集団の力は強大で怖ろしいもんだ」と話すことが多い…のが気にかかる。
もしかして最近話題の学校裏掲示板とかそういうのに絡んだりしてるんじゃないかといらん推理をしてしまったり、もしかして校内いじめとか!?と考えたりもする。
それ以外に集団の怖さを知るようなことってあるのだろうか…。
それとも単に本が好きだから、そんな内容の本でも読んで影響でも受けたのだろうか。
んー…。
そもそも私がこんなことをあれこれ考えている時点で無駄なことなのかもしれないけど…。


それにしても弟や妹ってもんは見ているとまるでそのころの自分を見ているようでなんとも複雑な気分になることが最近多い。
その最たる例が今の弟だ。
話をしているとよくよくわかるのが、どこか偏屈で、とこか社会を斜めにみている節がある。
なんというか…若者独特のものの見方っていうのかな…。
自分は特別だと思ったり、社会に順応できないと感じたり、そこから社会へ向けての反発心が芽生えたり。
こういう階段って結構多くの人が上がるもんじゃないのかなっていうそのど真ん中にたぶん弟は立ってるんだと思う。そんな感じが言葉のひとつひとつや態度にちらちらと現れている。
変な話、私も闇末にハマった時期はそんなころだったような気がして、だから余計に弟を見ているとなんとも複雑な気持ちになってしまう…。
でもだから何なのだといわれたら、特に返すような言葉もないのだけれど。

まぁいい。今はひねくれていようがなんだろうが。
この先まっとうに生きていってくれればそれでいい。

でもそこまで思って「まっとうな」とはいったいどういう生き方なのかとふと疑問に思った。思ってしまった。
こういうのがそうだ。と言えない。
ちゃんと勉強し、学校を卒業し、ちゃんと就職し、働き、それなりの歳で結婚して家庭を築き、それなりの歳で定年を迎えセカンドライフに入り、日本国民の平均寿命くらいで死ぬ。
…それが“まっとう”なのだろうか。
「普通なことを普通にするのが一番難しい。」と、ある人は言っていた。
確かにそうかもしれない。普通が一番難しいということはよくある。
でも、そうは言ってもこの人生が正解かといったら疑問は残る。少なくとも私にとっては疑問だらけだ。
そんなことを考え、結局まっとうな人生なんて存在しないのかもな…と一種の開き直りとも呼べる感情をもった。
そうだ。この世に“まっとう”なんてもんはない。
…と、そんな私もまた考えが未熟だ。

よく親が子供に教えられるというけれど、こんな感じなのだろうかとぼんやり考えながら、
ああこんなにぼーっと考えにふけられるのは夜の静けさのおかげだな…なんてことを頭の片隅で思った。
悩む時間がある。考える時間がある。
それは幸せなことかもしれない。

朝の肌寒い空気が、少しだけ心地よく感じられた瞬間だった。

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